【取り組むべき社会課題】
近年、都市化や生活のデジタル化の進展により、人々が自然とふれあう機会は急速に減少しています。自然の大切さを語る人は少なくないものの、動植物への苦手意識や安全面への過度な配慮から、実際に自然へ近づく機会は限られています。
その結果、自然との関わりは一時的なイベントや体験にとどまり、身近な自然への理解や親しみ、そして、畏敬の念が薄れつつあります。
地域社会に目を向けると、本来は相互に密に連携し、自然の恵みを体感しながら活動を進めるべき地域社会を支える多様な主体──農林水産業、建設・エネルギー・製造・流通、金融・不動産、教育・福祉・行政など──は、縦割り構造の中で十分な連携を取れないまま活動しています。この分断が、地域資源の有効活用を妨げ、持続的な課題解決を困難にしています。
こうした状況の中で、自然を守り継ぐ担い手の高齢化が進み、次世代に自然への関心や文化が受け継がれにくくなっています。
人と自然の心理的な距離が広がることで、地域特有の自然や地域に根づいた文化が失われ、私たちの暮らしの基盤そのものが危うくなっています。
今こそ、自然を身近な存在として捉え、自然の叡智に学び、自然との結びつきを強め、地域全体で「人と自然が共に生きる社会の仕組み」を再構築することが求められています。
【使命(ミッション/経営理念)】
私たちは、現場に根ざしながら、科学的な知見と柔軟な発想を活かし、
断されつつある人と自然を、もう一度つなぎ直す橋渡し役として
自然の恵みを、わかりやすい情報と体験を通じて伝えきります。
私たちは、誰もが自然を身近な存在として捉え、
日々、自然の叡智に学ぶ・・・・
そんな自然との結びつきが息づく日常を築きます。
そして、地域における多様な主体をつなぐプラットフォームとして、
自然と人が共に生きる未来の仕組みを、共に創り出します。
【ビジョン(未来像)】
私たちは、人と自然が共に生きる未来を築きます。
誰もが自然を身近な存在として捉え、日々、自然の叡智に学び、自然の恵みを次の世代へとつなぐ社会を実現します。
【スローガン】
Keep Your Smile with 里山
人と自然が共に生きる、笑顔があふれる未来へ。
科学と共感をつなぎ、共創の場を育む。

