06.18 研究成果のアウトリーチ
私には高2の娘、高1の息子がいる。今後の進路について問うてもなかなか議論が進まない。と言うか、私も25年前、漠然と大学へ行くんだ・・・・と思っていた程度であったことを思い出すと、まあ、普通かなとも思う。
その一方で私は3つの大学の非常勤講師を行っている。本学の先生方は学生確保、特に優秀な学生確保に必死である。私も相談に乗ることもあるのであるが、私は下記の2点が大切と思っている。
(1)地域貢献~研究課題とその結果報告(公表)させる (2)学外の研究者となるべく接点を持たせる 2点とも、実は、大学側、特に、研究室運営上の問題でもある。 すなわち、(1)、(2)の研究をしっかり行っていることが大切なのであろう。 昨日、名古屋大学のT先生の研究室におじゃました。大学の成果の市民側へのアウトリーチの重要性について熱い、お話があった。基本的に腑に落ち、納得するばかりであったが、名古屋大学までがアウトリーチを前面に考えているのである。他の大学がこれを考えずにいるのは怠慢・・・・の汚名も覚悟しなかればいけないかも・・・・とも思った。アウトリーチ・・・・これから注目していきたいキーワードである。