愛知教育大附属岡崎小学校6年生に出前授業を担当しました~自然共生サイト 鳥川ホタルの里 を題材しながら~

開催日:2025年5月13日

場 所:愛知県岡崎市六供町

5月13日、岡崎市六供町にある愛知教育大学附属岡崎小学校の6年生の児童を対象に、出前授業を行いました。今回の授業は、同校の探求学習の一環として実施され、「地域の自然と生きものたちのつながり」をテーマにお話をさせていただきました。

授業では、岡崎市が誇る「水辺~里~里山」の自然環境が、実は多くの生きものにとってかけがえのない場所=生物多様性の宝庫であることを紹介しました。特に、国の天然記念物に指定されている岡崎ゲンジボタルにスポットを当て、その保護活動の歴史や地域住民による取り組み、人工増殖の努力について、わかりやすく解説しました。

児童とは、「ホタルだけを増やせばいいのか?」という問いかけを通して、水質や森との関係、そして自然全体のつながりを一緒に考える時間も持ちました。生きものの命がつながり合って存在していることへの気づきが、児童の表情から伝わってきました。

授業の最後には、鳥川ホタルの里が環境省の自然共生サイトとして認定されたことにもふれ、自然と共に生きる地域の姿勢と未来への希望を紹介しました。

これからもこうした学びの場を通じて、児童が自然の大切さを「自分ごと」として考えていけるよう、サポートを続けていきたいと思います。