海洋ごみを楽しく学ぼう!バスツアーを開催しました
2025年9月23日、愛知県蒲郡市にて、「海洋ごみを楽しく学ぼう!バスツアー」と題し、海洋ごみ問題について学ぶイベントを行いました。
まずはラグーナテンボス内にある「渚の交番 UMICAN(以下UMICAN)」に集合していただき、事前学習のクイズの答え合わせをしながら、海ごみの基本知識についてのふりかえりを行いました。
海ごみの基本を確認した後、星越海岸にバスで移動し、ビーチコーミング(海岸などに流れ着いたものを観察したり拾い集めたりすること)を行いました。
お菓子の容器や空き瓶、ペットボトル、農業用ポットなど実に様々な海洋ごみが流れ着いていることが観察できました。
子どもから大人まで夢中になってビーチコーミングを行いました!
また海洋ごみがどのようなルートをたどるのかなども、実際に浜のどこに海洋ごみが落ちているかを観察することで、学びました。
お昼休憩をはさんだ午後は、再びUMICANでビーチコーミングで集めたものでビンゴゲームを行いました。
自分たちの身近でみるようなものが海洋ごみとして流れ出てしまっていることが実感できました。
ビンゴした方には景品をプレゼントしました!
午後の後半は、「マイクロプラスチックを使った万華鏡づくり」と「マイクロプラスチック分析体験」の2つのプログラムに分かれて体験を行いました。
万華鏡づくりでは、 あらかじめ採取しておいた海岸の砂から、マイクロプラスチックを探すことからはじめました。
自分で探した様々な色、形のプラスチック片とビーズ等を合わせて、自分だけの万華鏡づくりを体験しました。
見え方の違いを楽しむことができました。
マイクロプラスチック分析体験では、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の加藤千明先生のご指導のもと、プラスチック片が4種類の溶液(エタノール、水、海水、飽和食塩水)に浮くか沈むかを観察しました。
同じプラスチックでもその種類の違いから海での挙動にどのような違いが生まれるのかを学びました。
最後に、「今日海洋ごみについて学んだこと、やったことを家族や友達に伝えることが大切です」というメッセージをお伝えしてイベントを締めくくりました。
愛知県には豊かな海があり、多くの生き物が生息しています。
大切な自然を守るためにも、普段の生活のなかの小さな行動から始めていきましょう!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!